デッキ紹介・イフリード入り最幸ユキ
3回にわたる最幸ユキの構築論を経て、今度は実際にデッキレシピをご紹介。
友人の好意から投げてもらった、イフリードを採用したユキのレシピです。
簡単な解説や考察も載せているので、ぜひ参考に。
デッキ名: イフリード採用ユキ
作成者: 風見
(デッキ作成サイトで見る)
ルリグデッキ
【ルリグ】
1×《再来の巫女 ユキ》
1×《純白の巫女 ユキ》
1×《最幸の巫女 ユキ》
1×《イオナ》
1×《ハーフ/メイデン イオナ》
1×《ペイル/メイデン イオナ》
【アーツ】
1×《ピンチ・ディフェンス》
1×《ロマネ・ディフェンス》
1×《フォーカラー・マイアズマ》
1×《クトゥル・コール》
メインデッキ
【シグニ】
2×《コードメイズ カンポサ》
2×《コードメイズ クレリム》
1×《コードメイズ エカリーテ》
4×《サーバント O2》
2×《サーバント D2》
2×《サーバント T2》
3×《好色の罪人 ベルフェーゴ》
1×《コードアンチ カイヅカ》
【スペル】
3×《トーチュン・ウィップ》
メイン(ライフバースト)
【シグニ】
3×《コードメイズ 凱旋》
2×《コードメイズ 金字塔》
4×《コードラビリンス ルーブル》
3×《コードキャッスル ヴェルサ》
1×《コードアンチ ドロンジョ》
4×《千夜の夜王 イフリード》
2×《コードアンチ メイジ》
1×《コードアンシエンツ ヘルボロス》
※デッキ作成ツールの関係上、私の名前が作成者ですが、本当の作成者は友人です。
・序盤から攻め、終盤の守りに備えよ。(8/30改稿)
注目するべきはやはり、ベルフェーゴの採用でしょう。
3枚積みの凱旋がベルフェーゴへのアクセスを安定させます。
このベルフェーゴでイフリードを落とすことによって
アドバンテージを失うことなく序盤の面開けを遂行するとともに、
デッキを圧縮して後々のための防御を構えることが出来ます。
また、ベルフェーゴを採用することはデッキ圧縮の面でも強みが持てます。
一応、このレシピにはクレリムといったドローソースを積んではいますが、
基本的に「効果が無効になっているシグニ」をトリガーとするアド取り群は
補助的な部分なので、引きたいカードを引けるように努力することが必要です。
そうした観点からも、序盤のダメージレースで優位に立ちつつ、
デッキの圧縮が出来るベルフェーゴは強いと言えるでしょう。
また、レベル2の黒シグニというのもいざとなればメイジの弾丸となれ、
防御面で非常に役立つことが期待できます。
防御面での強みについてももう一つ、
2枚入りのメイジの存在についても言及しておきます。
デッキを4枚肥やして間接的に墓地回収も可能、
アーツの代わりとしてかなり強力なメイジですが、
出したターンに殴られてエナに行くと、
再びトラッシュに落とすためのアクションを起こす必要がある、
という難点を抱えていました。
しかしながら、2枚積んでいれば、
エナと弾丸の続く限りぐるぐる回し続けられます。
このように、2枚積みのメイジは
- アーツを吐かない強力な防御手段として、
- そしてリフレッシュをなるべく避けたいイオナにとってはリフ回避策として、
非常に強力な手段となりえます。
しかしながら、
メイジを2枚積むのはデッキパワーとしてどうなのだろう、という疑問もあります。
2枚も積んでいれば流石に1枚は引くという安定感と引き換えに、
攻めには役割を持てないカードに2つの枠を割くというのは、
長期戦になりやすい最幸ユキにとっては悠長に過ぎる気もします。
それに加えて、
メイジを繰り返し使わなければならない状況が、
勝ちに行くためのゲームメイクとして適切かどうか、という疑問も。
サーバントは有限ですし、メイジの起動にかかる黒②の無色①もタダではない。
いかにエカリーテなどで増やせる機運があるとしても、
限界が来ることは間違いありません。
上記のデッキ案にはイフリードという最終兵器もあることですし、
そこまで構えなくてもいいのでは、というのが自分の思うところです。
……それだけ、メイジというカードにパワーがあるということでもあるんですが。
・環境を見たうえで(8/30追記)
おそらくこの型だと遊月のグリアナが辛いです。
黒がデッキに多くなる関係上、どうしてもレベル3あたりを《ペイル・メイデン/イオナ》に頼りたくなることが多いため、
そこをグリアナで突かれて、最悪グロウ事故という案件も起こりかねないのがなかなかに辛いところです。
しかもグリアナの効果はダウン起動効果なのもタチが悪く、焼かれたなら焼かれっぱなしで、(ペイルに乗ったと仮定して)こちらの強制攻撃でエナが増やせないのが非常に憎たらしいところ。
14弾環境折り返し地点に差し掛かっている今、様々なデッキがひょこひょこと顔を出してきているのは皆さんも感じ取っていることでしょうが、
14弾の基本骨子である(と私が勝手に考えている)、
「遅いデッキによる低速環境」を巡る様々な要素を加味すると、
ベルフェーゴとイフリードのセットによる面開けとノーコスト防御自体の価値はそれほど変わらないように思えます。
(最幸→創世という風に乗る形ならいざ知らず)、最幸に乗る形なら、
アーツ4枚にメイジとイフリードで防御手段を構えられるというだけで強力ですからね。
今回はこれで終わります。
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