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徒然すぎて草。

君に顔はいらない。

ウィクロスカップ予選結果から見る14弾環境

ウィクロス

ウィクロスカップ全予選が終わり、各会場からの権利者が確定しました。

それでは、どんなデッキが勝ち上がったか、どんな環境かを軽く見ていきましょう。

まず、各会場で勝ち残り、見事、本選出場に輝いたデッキ一覧を。 

 

山形 ウリス アイヤイ

青砥 花鳥 爾改

京都 緑子 爾改 APEX ウリス

小樽 タマ タマ

名古屋 宝石雪月 花鳥 紡ぎ子

岡山 タマユ 爾改 2止めアン

福岡 APEX 花鳥 花鳥

 

全体的に赤の目立つ結果

なかなか面白く、そしてウィクロスらしい順当な結果に落ち着いた印象がありますね。

まず、弾単位のテコ入れ加減で言えば14弾の方向性は遅めのかじ取りでしたが、

それとは関係なく、環境はあまり遅くはなっていない印象が強いです。

それなりの数のプレイヤーが使ったと思われるピルルクAPEXが、

結果として2人しか残っていないというのもその証拠と言えるでしょう。

【対話拒否】

昔から、ウィクロスプレイヤーにはある言葉が金言として囁かれています。

それは、

ウィクロスをしないデッキが勝つ」「理不尽を押し付けたもん勝ち」

つまり、アーツの打ち合いによる攻防を望むよりも、

相手のアーツをそもそも撃たせない攻め手が強力であり、

結果として一方的に相手を殴る方が勝ちやすいゲームであるということです。

 

この言葉から考えてみると、本選出場を決めたデッキは

赤いのが多い、ということ以外にも法則性や共通点が見えてくるものと思えます。

  • エナ破壊とダブルクラッシュの圧力が強い遊月
  • 耐性を持ったシグニによるアサシン、ダブルクラッシュ、早期からの面開け点取りの雪月風花・花代
  • 連パンorループのアイヤイ
  • 強力なレベル5シグニと輪廻によるハードな攻め手が強力な紡ぐ者
  • アイドルか暴風くらいでしか防げない2止めアン

多くは理不尽を押し付けるタイプのデッキですね。

元々、赤や緑という色はエナ破壊やアサシン・ダブルクラッシュと、

理不尽を押し付ける能力が非常に強く、以前から油断なりませんでした。

前環境の《四面楚火》が生きていたころの遊月などはまだ記憶に残っている人が多いと思います。

 

余談ですが、理不尽の形も興味深いです。

「アーツを撃たせない・防御を取らせない」という根本は変わりませんが、

カードプール・環境に応じて表面上の動きはいくつか変わっています。

  • 5弾環境では創世マユのEXターン
  • 《MAGIC HAND》時代のミルルン神によるエナ・手札面でのリソース枯らし
  • 9弾環境のAMS3面+割裂+ロック・ユー*2でアーツを撃たせないスペルク
  • 11~12環境のピルルク・遊月環境(+鯖Z)

こうして見ると、14弾環境の理不尽さは以前と比べるとさほど強くはないように見えますね。

対抗するためのアーツの整備、RAINY禁止などのレギュレーションが仕事をしていることは間違いありません。

 

遅めのデッキに関して

少し話は戻りますが、私なりに遅いデッキについていくらか話したいと思います。

まず、ウリスはもう少し上ってくるかと思っていました。

それはなぜかというと、環境全体が速めに触れた現段階において、

オールマイティに戦えるデッキであるためです。

 

続いて、ピルルクはあと1人か2人くらいは上がってくるかと思っていました。

が、正直なところあまり期待はしていませんでした。

純粋なデッキとしての強さ、アーツ枚数で言うと、ピルルクはAPEXを入れることになると考えられますが、

「(デッキとしては)強いけど(周りを考えると)弱い」

そんな評価が頭をよぎるデッキという印象があります。

このデッキは「踏んではいけない」という地雷が明確な上に、

一度踏むとほぼ死が決まる色が非常に強く、

その中でミルルンに代表されるスペル封じは、

スペルに重きを置いたAPEXにとって辛さの塊であることは間違いありません。

ミルルンと当たりかねないことを考えると、ピルルクΛのエクシード1で

アドを取っていくのが順当な戦い方ですが、それをしてしまうと、

APEXでふさがれている分、アーツがさらに減ってしまうというジレンマを抱えています。

これはアーツの打ち合いをすることを念頭に入れると辛いことは言うまでもありません。

 

続いてユキ。

予選通過者は0。

正直なところ、残当

せいぜい1人残るか残らないかくらいだと思っていました。

どうやら東京予選を忘れていたようです。

 

イオナ/ユキは昔から「ウィクロスをする相手に勝てる(勝てるとは言っていない)」タイプで、

理不尽を押し付けられることには非常に脆いデッキです。

そして手札かエナを起爆剤にしてテンポや盤面を取っていくデッキでもありますので、

どちらかを枯らされても展開が非常に辛くなります。

ミルルン・スペルク環境ではハンデスに泣き、

遊月環境では四面楚火に泣かされてきました。

 

また、シグニに耐性がないも同然なので死ぬときはアッサリ死にます。

アッサリ死ぬということは、相手からしてみれば「殺そうと思えば殺せる

であり、弾を増すたびに殺意をとがらせていく現代ウィクロスにおいて、

イオナ・ユキのデッキで勝ち抜いていくのは相当のプレイングや構築、

センスを求められるところであると思います。

 

まとめ

簡単にですが、予選結果についてコメントさせていただきました。

言及できていないデッキタイプも多くあり、

来月からはロストレージ環境になることからさらに変化があると思います。

そのため、これからも注意深く動向を見守っていきたいと考えています。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう。