徒然すぎて草。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

Lostrage 第3話感想~聞かれなかったので言わなかったは詐欺師の常套句~

今回は「セレクターバトルに負けきったらどうなるか」の説明回。

記憶だけでなく人格が消える=つまり「死」。

ということで、

ウィクロスにおいて貴重な低露出枠和服属性の「ゆきめ」さんが退場。

割と好きなビジュアルだったんですけどね……

 貴重な属性持ちといえば「幼女」こと「あや」も登場。

曰く、妹の名前をルリグにつけた……とのことでしたが、

なんで中学生だか高校生段階で消えた妹が幼女として顕現しているのでしょう。

バトル中にも「かわいいよ、あーや」と言ってみたり、非常に変態チック。

この前のグズ子のセレクターといい、ロストレージの男にロクなのがいませんね。

 

はてさて、今回のゲームでカギを握るのは「ブックマスター」なるものの存在ですね。

ゆきめのセレクターが、

ウィクロス上級者であるはんなと当たってしまった際に言っていた言葉、

「ブックマスターに頼んでおけばよかった」

はキーワードっぽいですね。

まるで当たる相手を制御できるみたいな口ぶりでした。

ブック=記憶な気はしますし、それを司るということは、

セレクターより一つ上のレベルの存在なのですかね。

book masterでググってもみましたが、それらしい言葉が見つからなかったので、

変に意味を考えるのは無駄な気がしています。

 

今回のバトルでセレクターバトルに敗北した際の真の代償を知ったすず子。

突然明かされた真実に、「人格が消えるだなんて一言も言ってなかったやんけ」と

リルに詰め寄るすず子でしたが、

「聞かれなかったので言いませんでした」

という見事な切り返し。まどマギでも見た光景。

一部をぼやかしつつ、「嘘は言ってないよ、嘘は。言ってなかっただけ」と並ぶ、

人を信用できなくさせるパワーワードですね。

仕事仲間やチームメイトとしては排除したくなるタイプの言動ですが、

こんなナメた返答をするリルを捨てることが出来ないのが、

すず子の辛いところ。

千夏との思い出を保持し続けることを望む彼女にとっては、

「負けてもいいや」と割り切ることも出来ないですね。

当の千夏が「すず子なんて実はいらなかったんや」となっている辺り、

人が他人に押し付けるイメージの勝手さと、すれ違いの虚しさを感じます。

 

それでは。