徒然すぎて草。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

マッスルウィクロス、それは進化したセレクターバトル

マッスルウィクロス、それは進化したセレクターバトル。

知略と鍛え上げた肉体を駆使したそのバトルは、人々を熱狂の渦へと巻きこんだ――

 

・大会前、想像していたマッスルウィクロスの風景

f:id:persona-kaza310:20161103165231j:plain

 ・実際の風景

f:id:persona-kaza310:20161103165319j:plain

 

結論から言いましょう。

紙オタクに腹筋はキツかった。

 

大会に出る前の私は思っていました。

皆がドローする前に腹筋を行うことで会場に熱気がこもり、

そしてマッスルカウンターを駆使して、遊戯王5d'sに出てくる

スピードデュエルさながらの熱いバトルが繰り広げられるのだと。

「マッスルフェイズ! 俺はマッスルカウンターを5つ取り除き、

アーツ・クトゥル・コールをノーコストで使用! 

この効果で使用したアーツはルリグトラッシュにいかず、ルリグデッキに戻る!」

みたいな会話とか、

マッスルカウンターを2つ取り除いてシグニをバニッシュする、

そんなプラシドの真似がしたかった……

 

試合が始まる前から勝負はすでに始まっている。

マッスルウィクロスの告知ツイートはかなりRTされており、

「これは人が集まるかも分からんね」と思ったので早めに店に行く……

が、まさかの一番乗り。

なんかものすごい気合入っている人みたいで恥ずかしい。

 

マッスルセレクターを作る食事

食事。それは筋肉を鍛え、そして使う上で無視できない要素です。 

腹が減っては戦は出来ないが、詰め込み過ぎると吐く。

このジレンマを解消するために引いたカード、それは

ヨーグリーナ

ヨーグリーナです。

昔の人は言いました。

「甘い飲み物を口に含んでおけば、空腹を感じることはない」

加えて、私は過去に、食費を浮かすために、

「霞を食っている」と称して昼食を抜かした日々を

1年ほど続けていた時期がありました。

「生きながらにして仙境に葬られる」とはまさにこのことですが、

死んだように生きていたいというのが私の望みなので、

そんなことはもはや問題ではありません。

糖分によって空腹を紛らわせ、加えて水分不足もケア。

どうです、完璧な布陣でしょう。

 

紙オタクの軟弱な腹筋

大会が始まり、何人かが腹筋を始めます。

しかし、我々を待ち受けていたのは、言うことを効かない自らの肉体でした。

マッスルフェイズの監督役は言います。

「10秒経過しました~。あ~、9回か~惜しかったですね~」

10秒間腹筋を行い、10の倍数分だけマッスルカウンターを取得、端数切捨てという

ルール下においてさえ、コンマ数秒が切れない軟弱な腹筋。

 

そうか、そうか、つまり君はそういう奴なんだな?

 

私に至っては、腹筋をしているだけなのに、

その余波で右肩を痛める惨事が起こりました。

 

しかも参加者の殆どが同じような様相だったため、

「あっ……(察し」

「腹筋をしないで体力を温存した方がアドなのでは?」

という高度な頭脳戦に入り、腹筋をしている風景は鳴りを潜め、

その結果、マッスルが勝敗を決するという熱い展開になることはあまりなく。

ほのぼのとウィクロスをやってました。

 

それでも、イベント自体は新鮮味があったので面白い取り組みだと思いました。

きっと、ボディビルに出るようなセレクターが集まれば、

もう少し熱い光景が見られたのでしょう。

私も似たようなコンセプトの大会に出る前は、

腹筋を作ることから始めようかと思います、ええ。

 

またやるのかな……?