25歳の貞淑メンヘラに角オナを提案した話
皆さん、初めましての方は初めまして。久しぶりの方はお久しぶりです。
このブログ、当初はウィクロスを扱ってはいたんですが、ちょっと熱も薄れてきてあんまりプレイ自体してなかったんですよね、最近。
で、代わりになにやってたの、って話なんですが、出会い系でログボ(ログインボーナス)勢やってました。
今日は、そんな目くるめく出会い系の世界で出会った25歳の女性に、「あの、角オナどうっすか?」と提案したお話をしたいと思います。
What's 出会い系ログボ勢?
まず、出会い系でログインボーナスとかソシャゲかよwwwと思われる方に補足しておくと、
出会い系は基本、男性はプロフィール閲覧やメール送信をするために有料のポイントを買うのですが、
数あるサイトの中には、1日10ポイント、5日連続ログインでボーナスの50ポイントを配ってくれるところがあったりします。
ちなみにこれはYYC(ワイワイシー)というサイトで、なんか放っておくうちに私は5000ポイント近く貯めてました。
余談ですがこのサイト、定期的に1通目のメール無料キャンペーンであったり、
「今日のピックアップ♪」と題して違う女性をピックアップして1通目無料、といった心憎いことをしてくれます。
ちなみにこのピックアップというのは別に、「昼顔団地妻ピックアップ召喚ガチャ」とかじゃないので過度な期待はしないでください。
(※画像はイメージです)
25歳女性のお悩み
さて、今回はそんな素敵サイトYYCで見つけた、恋に悩む25歳(「まいさん」としましょう)の相談に乗った時のお話です。
事の始まりは掲示板。
「男性目線でのアドバイスが欲しいです」なるタイトルの投稿を見つけ、
「ラインでなら相談乗れますけどどうですか?」と提案したら快い承諾をいただけたので即座に有料メールからおさらばしました。
この時点で、私の目的はすでに、相手と出会うことなんかではなく、
女性の恋バナや悩みを聞いて楽しむことに主眼を置いていたので、
どんな話が聞けるものかと楽しみにしていました。
まいさんの相談事を要約すると以下のような感じでした。
・「体の関係にはなっていない」が「ホテルに行く関係」になっている人がいる
・ホテルに行ったのはまだ1回だけで、2回目の約束を相手から持ち掛けられている
・まいさん自身は結婚するまでおせっせをしたくない
・彼氏にはそのことを伝えている
……もうこの時点で違和感ある人がいると思うんですよ。
>「体の関係にはなっていない」が「ホテルに行く関係」
is 何?
童貞の私には分からない高度な表現技法なのか?とも思ったんですが、まいさんは追撃の手を緩めません。
まいさん:「私は、ぎゅーっとしたいだけ、その人(男)はぎゅーとキスをしたいとのことで(原文ママ)」
風見:「噛み合ってるようでどこかズレてる気がしますね」
まいさん:「その人とのラインで今、したいと言われています。急に実況してすみません」
風見「面白いので大丈夫です(原文ママ)」
ぎゅーっとしたい is 何だ……?
ニュアンスは分かる、分かるんだけど、脳が理解することを拒んでいる。
甘ったるくて25歳の指からタイプされた言葉とは思えない。
「結婚するまでそういうことしたくない」というワードが出てきた時点で、そういう行為に何か重いものを感じているのかな?
というのは察しがついていたのですが、「ぎゅーっとしたい」なる甘ったるいワードが出てきたことにより、
(どうして平成最後の夏にこんな変な人とやりとりしてるんだろう……?)というお気持ちになりましたが、面白いのは確かなのでそれはそれ。
聞き込みを続けることにしました。
すると、また新しい情報が追加されました。
・まいさんの頭の中では「おせっせ」≒「子供を作る」≒「責任が伴う」と結びついているらしい
・今やり取りしている男(A)は元々、まいさんが前に別の男(B)と付き合っていた時に恋愛の相談に乗っていた人物
・Bはまいさんにとって、とても「いい人」だったのだが、ある時「おせっせの練習だと思ってしようよ」と言われ、まいさんは号泣して断る
・Bと別れた後、当時相談に乗ってもらっていたAとくっついた
・1回目にホテルに行ったときはまいさんから「甘えたい」と言ってそういうことになった
とのことで、まいさんはまたもや、Aとのラインを実況してくれました。
「相手が大人だからか、
A:次あうとき、我慢できないかも。したら嫌われるよね?
まいさん:嫌ったりはしないと思う
A:まいさんが断れない性格だから、受け入れそうで心配
まいさん:心配してくれてありがとう
A:心配させてごめん。楽しくぎゅーとしてようね」
Aさん頑張るなぁ……って素直に思いました。
そしてここで、一つ重要なポイントをこれまで見逃していたことに気が付きました。
私はそれまで「ぎゅーっとする」を「おせっせ」だと無意識に思い込んでいたのですが、
どうやら「ぎゅーっとする」は本気で「ぎゅーっとする」だけの儀式らしい、ということに気が付いたのです。
となると、先ほどの実況でAさんが発していた要望である「ぎゅーとキスする」もだいぶ譲歩したものなのだろうと容易に想像がつきます。
更にイメージするなら、まいさんの抱える観念とAさんの抱える観念がいつか噛み合わなくなることもありえます。
しかしながら、文章を読む限り、まいさんのAさんに対する心証はかなり悪くない。
となれば、「一緒にいることを望むなら、Aさんの誘いにも乗ってやればいいんでない?」という風に考えるのも、そこまで論理は飛躍していないかと思います。
……そう思っていました。まいさんのカウンターを食らうまでは。
風見:「まいさんがそういうことを責任とか子供とか抜きに、Aさんとのコミュニケーションの1つとして考えるなら、もう1度付き合ってみてはいかがですか?」
まいさん:「もう1度ぎゅーだけするということですか?」
そうじゃねえよ。
そのぎゅーぎゅーいうのをやめなさい! やめないと〇すわよキーッ!
でも私、めげずにラインを打ちます(この時点でかなり力が抜けてきていた)。
風見:「その先とか、あるじゃないですか」
まいさん:「その先は、したことがないので怖いんですよね」
風見:「親御さんとか、そういうことに厳しい人でした?」
まいさん:「はい、恋愛についてなんか一言も話せませんでした」
風見:「エッチなこととかにも興味が湧かなかったんですか?」
まいさん:「ぎゅーとしたいとは思うんですけど……」
うん、そうだよね、素晴らしいよね、ぎゅーっとするのって。
私、彼女とかいないからやろうとすると抱き枕とかになるんですけども(遠い目)。
ともあれ、今回の問題の根幹はなんとなくわかったような気がしてきました。
・恋愛・性についてほとんど家族と話題すら出せなかった未成年時代
・そこから派生する、性的なことへの恐怖心
特に後者を引っ張り続けると、やたらメルヘンな頭の三十路の喪女になりそうだ、というのが容易に想像できたので、
他人に任せるのが怖いなら自分でしてみればいいじゃない、作戦にシフトすることに。しかしこれも初っ端から暗礁に乗り上げます。
やけっぱちの提案、そして暗礁
「自分でしてみては?」と言うと、「自分では、怖すぎます(>_<)」と返ってくる。
「直接指に触れなくても手段はありますし、他人に任せるより自分で慣れた方がまだマシでは?」と言うと、
「自分だと怖すぎて諦めてしまう、でも他人に任せるのも迷惑ですよね」と返ってくる。
木霊ですか? いいえ、25歳の女性です。
ここで私、たまりかねてダブルバインド手法を使うことにしました。
「好きな人と微妙な空気になるのと、自分で試すのとどっちがいいかって話になるような気が」
これ、思い返すとかなり最低な部類の脅し文句だと思うんですが、過去には戻れません。
これも反応がイマイチだったので、引くに引けなくなった、というか面倒になった私はついに言ってしまいました。
「机の角なんかに優しくまたがって、痛くない程度に擦り付けてみては(原文ママ)」
思い返すと最高に気持ち悪い一文ですね。
声に出して読みたいですか?
私にとっては正直読みたい日本語ではないです(半ギレ)。
で、この渾身の一文も「やっぱり怖いです」の一言に一蹴されました。
そだねー。そりゃそうだ。だって観念めちゃくちゃ強そうだったもの。
これ以上、思考を誘導しようとするなら文字だけだと非常に厳しい。
こうして、ぎゅーっとしたいメルヘン女性との試合は、私の震えながらに発せられた「お幸せに」の一言で幕引きとなりました。
エピローグ
そのやり取りの数十分後、別な知り合いの女性と話していて、「こういう(↑)やり取りしてたんすよwwww」と言ったところ、以下のありがたいお言葉をいただきました。
「それはメンヘラですね、次行きましょう。っていうかなんで風見君そんなにメンヘラホイホイするの?」
メンヘラというと、私の中では性に乱れている印象があったので意外なセリフだったのですが、世の中には、ああいうことを神格化しすぎて面倒くさくなるタイプもいるのだとか。
そのことに関しては今回の、まいさんとの出会いに感謝するばかりです。
女性とのやり取りは結構勉強になるものも多いので、これを読んだ方の中で、
そういうサイトやってみようかな……と興味を持たれた方がいたら嬉しいです。
なお、ログボ勢が出来るYYCは女性の質が色々とアレなのでお勧めしません。
今回みたいなお遊びと割り切るなら気長にやってもいいかと思いますが。
出会える出会えないとかいう次元で行くと、他のサイトをgoogle先生に聞いてみた方がいいと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!