徒然すぎて草。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

【ゼノンザード】DIVINE環境・反マジック 白コントロール

※注意※

この記事は既にゼノンザードをそこそこプレイしている人向けです。

 

季節の挨拶

コロナウイルスで世間が戦々恐々としているこの時分、諸君はいかがお過ごしだろうか。

私はと言えば、酒を摂取することでウイルスを体の内側から殺す日々だ。

世間はどこもかしこも自粛、自粛の葬式ムードで、楽しい仲間がポポポポーンするのも時間の問題かもしれない。

また、不要不急の外出は控えよと言う一方で、人類にとって一番の毒である労働に歯止めがかかる気配がない。

どうせ外出を控えなければならないなら、屋内で何か楽しめるものを探した方が得である。

ゲームをやるのも面白かろう。手軽にできるものがいい。

とりわけ私がやろうと思うのは、

今、日本で最も熱いスマホ版カードゲーム――。

そう、ゼノンザードだ。

https://www.aicarddass.com/zenonzard/

先日、新しいパック、DIVINEがリリースされたばかりでやりがいがある。 

シャドバ? 知らない子ですね……。

今回は、新カードパック発売後の環境で私が使っているデッキを一つ、紹介したいと思う。

 

 

DIVINE環境初期の所感

新パック・DIVINEによって一番強化された色は何か?

と問われた時、真っ先に挙がるのは、という答えではなかろうか。

新規で追加された強力なドローソース兼フィニッシャーであるオルカと、

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フォースにフェニックスを採用することで、

強力な除去スペルであるマジックウェポンを構えられる、

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青のミッドレンジを見ない日はないと言っても過言ではない。

 

オルカ、マジックウェポンの他にも新カードが粒ぞろいで、

・配置時に自身を含めて4マナ以上あれば1ドローになる加護ミニオンコラリーノ

・「ヴァイオレント・ストリーム」を無から生み出して、序盤の守りを厚くするマーフォーク・ウェイトレス

・立っているだけでマジックウェポンを警戒せざるを得なくなる、シーサンダー

といったメンツが脇を固め、

アレシャンドが持つ強力なゲームエンド性能も健在だ。

このデッキに果たして隙はあるのか? といった様相になっている。

 

強くなったのは青だけか、と問われればそうではなく、

CONTRACT環境で堅実な勝ち星を上げてきた、

ペガサス・フェニックス型のミッドレンジはフレイザウラーを手に入れて盤面への干渉力を高め、

黄色もフェニックスを採用し、ザイレンリワインドウィンドで守りを厚くし、

センシュウという強力なゲームエンド手段を得た。

 

ご覧の通り、DIVINE環境はフォースにフェニックスを採用したデッキが溢れており、

ミニオンの効果を利用した除去もバンバン飛んでくる。

これらを掻い潜って行かなければ、勝ち星を上げるのは難しいだろう。

 

何者も触れられない水晶の巨人(ただしガウディンで死ぬ)

私は酒に酔った頭で考えた。

あらゆるマジック、ミニオンの効果を受け付けない、欲を言えばBPも高いミニオンがいなかったろうか、と。

そう考える内、私の意識は内なる宇宙のワイルドランドへ投じられ、

やがて呼びかける声が聞こえてきた。

――……が……い……?

 

――ち……ら……ほ……か?

 

――力が……欲しいか?

 

(力が、干しイカ……?)

 

謎の声「力が欲しいか?」

風見「その声は!(誰だ……?)」

 

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ク リ ス タ ル ・ ベ イ ル

 

クリスタル・ベイルであれば、フラッシュタイミングに来るマジックはもちろん、

ミニオンの効果の対象にならないし、パワーラインもDPも高く、

再起もついているので安心して殴ることが出来る。

ただし、ガウディンが変形すると死ぬ(パンデミックでも死ぬ)。

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緑相手だと完全に無用の長物になるので、他のカードと交換できるならそうしてしまいたい。

あわよくばマジックとかを引き込んで交換してしまいたい。

そういうことも出来る。そう、グリフォンならね。

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また、変身したグリフォンはバトルに勝利した時に起き上がるテキストを持っている。

で、あれば、この猫を入れれば相手の盤面は完全に崩壊、こちらはあまりの気持ちよさに絶頂待ったなしだ。

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勝ったな、ガハハ!

というわけで、内なるワイルドランドから意識を帰還させた私が組んだのが、以下のデッキだ。

 

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細々としたカードの採用理由について

【ベースミニオン

・時精クロノラ

ヴァイスレーベとの相性はもちろんのこと、新カードのアイザルフと組み合わせることで、

コスト3以下かつBP800以下のミニオンを虐殺することが出来るので、

中盤の露払いから終盤の詰めまで幅広く役立つ。

グリフォンの変形にはできれば使いたくない。

 

【低コスト帯(1~3)】

マッピーラット、荒野の旅人

色事故を無くすため、ガン積みしない理由がなかった。

グリフォンの変形用コストにするため、DPの+値がゼロのベースを2枚採用。

荒野の旅人で回収するため、マキナスの住民をピン投。

 

・ポリン

正直言って自由枠だが、1コストが7枚あればデッキとしての安定感が増すのと、

DIVINE環境の小型ミニオンはBP200以下に集中しており、最悪相打ちが取れるのでピン投。

 

・リングラプター

このデッキのコンセプトである、「マジックの対象にならない」テキストを持った小型ミニオンなのでガン積み。

また、ベースが4枚と少量のため、ベースに下げて白マナになる役割もある。

 

・オードリー

ドローソースかつ、序盤・中盤をリアクティブシールドなどで凌ぐ、アイザルフに再起を付けて盤面を厚くするなどの役割。

変形後グリフォンと役割が被るので、終盤はベースに引きこもっていてもあまり問題ない。

 

【中コスト帯(4~6)】

ホーリークエイド

DIVINE環境は地味にパワーラインが低いので、コイツのBP+200が重宝するシーンは多い。

とはいえ、引けたらいいなくらいなので2枚。

 

・ホリィ

言わずと知れた白コントロールのドローソース。

おばあちゃんが言っていた。強いカードは3枚。

ホーリークエイドが居ればBP700の壁になる。強い!

が、このデッキの首ひねりポイントでもある。

というのも、ホリィはDIVINEで大量に増えた無色カードメタがぶっ刺さるのだ。

もしかすると、オートメイカーを入れてもいいのかもしれない。

 

・アイザルフ

実際使ってみて滅茶苦茶強かったカード。

フォースが割られていなければBP700で、軽量・中級の任意のミニオンを殴り倒せる。

前述の時精クロノラと合わせることにより、相手のコスト3以下のミニオンを全て殴り倒す動きも出来る。

ただ、ベースに下げたり、青のタイダルウェイブを喰らうと、

戻した後はBPのパンプアップが剝がれて、BP500という貧弱なスタッツになるので注意。

 

【重量ミニオン(7~)】

グリフォン

DIVINE発売前~発売当初は「手札増えないとか弱くね?」と思っていたのだが、

今では「手札が増えないのは確かに強くはないが、要らないミニオンをバリューの高いカードに変換できるのはまあまあ」くらいに思うようになった。

また、「バトルに勝利した後、このミニオンをアクティブにする」ので、

相手が何も持っていなければ、「絶対に2点ぶち込む」という点で、終盤の詰めで意外と信用できる。

ヴァイスレーベとの相性も〇。

 

・ヴァイスレーベ

フィニッシャーの猫(なぜ猫なのかはゼノンザードアニメ第0話を参照のこと)。

マジックの効果はモロに受けるので、先にクリスタル・ベイルでフェニックスを割っておくと安心。

時精クロノラを加護しているとたまに絶頂する瞬間が訪れるらしい。

 

・クリスタル・ベイル

このデッキのコンセプト。コンセプトなので3枚。

このカードの役割は主に、以下の2つだ。

・相手のフラッシュを無視してフェニックスを叩き割ること(≒詰めやすくすること)

・相手の盤面をズタズタにすること

BP900、DP3という恵まれたスタッツがそれを可能にする。

おばあちゃんが言っていた。暴力が全てを解決する。

だが、ガウディンには勝てない。

タイムリープパンデミックでも除去されるので注意が必要だ。

 

ゲームプラン

【マリガン時】

後攻の時は絶対に1コストをキープできるようにしておきたい。

先攻の時は、余裕があればオードリーとリアクティブシールドを握っておきたい。

重量級ミニオンはどうせ終盤に引くことになるので優先的に返してしまってよい。

 

【序盤】

マッピーラットと荒野の旅人の両方を引いているのであれば、荒野の旅人から優先したい。

マキナスの住人を1枚しかいれていないからだ。

また、このデッキはスカーレットを採用しておらず、グリフォンくらいでしか加護ミニオンの使いどころがないので、加護ミニオンのバリューはそこまで高くない。

 

【中盤】

ホーリークエイド、ホリィを立てて盤面を厚くすると共に、

邪魔な小型がいればアイザルフで除去してしまおう。

常に白マナが2つ、出来れば3つある状態にして、ビームスマッシャーとエクスキャノンを打てるようにしておきたい。

エクスキャノンは必要なマナが多いので、こちらを優先してフラッシュタイミングで打つことが多い。

クリスタル・ベイルを出したらガンガン殴って相手のリソースを削る。

 

【終盤】

グリフォン、ヴァイスレーベで詰めていく。

カウンターを喰らわないように注意だ。

 

終わりに

正直、このデッキが完成形とは思っていない。

レジェンド帯のマッチで6連勝は出来たものの、果たしてtier1となりうるであろう青にどこまでやれるかはまだ分からない。

最近ではいわゆる村娘ビートに災いのゴブリンとダスカースを足した型(災いの村娘ビート)なども出てきているようだから、

コントロール・ミッドレンジを潰すアグロよりのデッキとして環境で見る日も近いかもしれない。

明日3月2日(月)からランキングシーズン3が始まる。

前回のシーズン2はなんとかアルティメットフレームは付けられたものの、ランキング勝率が3~4割で順位が200位台の後半とかなり落ち込んでしまったので、次回は100位以内に入れるように色々と試していきたいと思う。

 

それでは。