徒然すぎて草。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

人間の価値がラブドールにも劣るようになる世界

バーチャルセックスの世界はここまで進んでいるんですね

forbesjapan.com

記事の概要:

セックスの風景を映し出すVR技術とセックスドール、

人間が快楽とする現象を学習するAIをつなぎ合わせた技術による

バーチャルセックスの初号機・テレディルドニクスが来年発売予定。

 

新しい技術は軍事かエロが真っ先に取り込むというのがお約束ですが、

VR・AI技術もその例に漏れません。

私は、この二つの技術をエロ方面に使うということは、

本質的に「理想の人間を作る行い」であると認識しています。

好みの容姿に好みの中身、果たしてそれを満たす人間がリアルに存在するでしょうか、

という話から、(ひょっとすると中身は求められないのかもしれませんが)

それが人工的に作れるとなったら、

「コミュニケーションを取る対象」としての人間の価値はゼロになるよね、

というお話に完結すると思います。

そもそも、(経済的な話を抜きにして)所帯を持つべき年齢の

人間がソシャゲに映し出された紙芝居的キャラクターに目を奪われている、

という状況自体が、

コミュニケーション対象としての人間の価値を否定しているといえなくもなく、

(紙芝居に人間が劣るんですよ? 笑っちゃいますよね)

テレディルドニクスの技術はそれをさらに加速させることになりそうです。

「本番」をするのに何万も払う風俗や割り切り業者と違い、

この手の技術は一度買ってしまえば減価償却を行っていくだけですからね。

しかも交渉コストがかからない上に「ハズレ」がないのですから、

人間の価値は本当になくなるかマニア向けになりそう。

 

VR風俗なんてものが興るとしたら、風営法的にどうなんでしょうね。

おそらく、暴対法の網を潜った「半グレ勢力」みたいな扱いになって

法規制が出来ず、技術に疎い国会のお偉いさん方は状況を把握できず、

法制定及び改正にかなりの時間がかかると思えるのですが。

 

あとはエロゲ界隈。

すでにVRエロゲはリリースされていますが、

感覚にまで影響してくる作品はまだなかったはず。

しかしながら、ただでさえマシンスペックの向上で

製作費がかさみまくっている企業側からして、

VR方面に投資する資金的体力のある企業が果たしてどれくらい存在するのか、

という話も。

 

未来の世界は夢いっぱいですね。