徒然すぎて草。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

真のユキ使いは対戦相手をボトム送りにする

中島敦の小説に、名人伝という作品がある。

中国の弓の名手を目指す男が鍛錬を積むうちに、

射られないものなどなにもないという境地に達したばかりでなく、

なんと弓を使わずして屋根にとまった鳥を射ち落とすまでになった、

というお話だ。

名人伝とは少し違うが、宮本武蔵にまつわるエピソードも興味深い。

武蔵と戦いたがる剣豪の乗る船を棒で突き放して沈め、

闘わずして勝ったみたいなアレだ。

巌流島の戦いといい、戦略と高潔さはゼロサムなのだなあ、と

ひたすら感心させられる武蔵のエピソードだが、

どんなに彼がある意味クズに見えようとも、

彼の取った戦略は考えに考え抜いた末で辿り着いた一種の境地なのだ。

 

ウィクロスという紙の戦場で戦う我々セレクターにも、

名人伝の弓の名手と武蔵には見習うところがあるだろう。

それは鍛えぬいた自らの技量あるいは知略によって、

勝利を得ることが出来るのだという点である。

具体的な手段で言えば、参加者の少ないショップを狙い撃ちするのは一つの戦法だ。

参加者1人。己のデッキと向き合い、研鑽を重ねることで辿り着いた、

対戦相手そのものをデッキボトム送りにする境地なのだ。

ユキは強いぞ。強い、強いんだ……もう一つの大会ではちゃんと優勝したので……

……まさかクリスマスイブにこんなことをやっている

自分がいるなんて、思いもしなかったんですが。

16弾を数日経て確認したことのメモ

本当にメモ書き程度なので、コレが役立つかどうかは、

記している私次第でもありますし、読んでいるあなた次第。

普段からさほど役立つことを書いているわけでもないので、通常運転というわけですな。

ロストレージ組は主にナナシとかあーやについて。

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終末のイゼッタから見る、オカルト戦争・WWⅡ

2016年も終わりが近づき、アニメも1つのクールが終わりを迎えています。

今期は個人的にドストライクなモチーフの作品が散見され、

非常に楽しいクールでした。

なかでも注目していたのは、

「終末のイゼッタ」と「オカルティック・ナイン」。

今回は最終話を迎えた「終末のイゼッタ」のモチーフとなっていた、

第ニ次世界大戦のオカルト的側面について少しお話したいと思います。

この記事を機に、オカルト的な分野に興味を持っていただけたら幸いです。

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WPレポ:使用:ユキ

16弾環境でも変わらずユキを使っています。

個人的には、一度アぺクスに圧倒的金星を上げた構築が気に入っていたのですが、

町田で回しまくって周囲にタネがバレまくって敗北が続いたので、

いくらか構築を丸くしました。

マイアズマ、クトゥル、ピンチ、リヴァイバルエクシード

という至って丸い構築です。

ちなみにリヴァイバルは1度たりとも使いませんでした。

ユキに必要なのはコストが軽いか2面守れるアーツなんですね。

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16弾のリルのアーツに炎得2枚入れてもいいんじゃないかって話

16弾が発売になりましたが、どうでしょうか。

私はと言えば、イノセント初動4200とか書いてあって

「使わないデッキ組めばいいんだな、つまりユキだな!」

と即座に思考を切り替えたので買っていないんですが。

与太話はこの辺りにして、今回の話題はリルのアーツ構成に関して。

縛魔炎でリルを相手していた側からの感想になりますが、書いていきますよ。

 

\ 殺伐としたブログ記事に真実の記憶リルが!/

f:id:persona-kaza310:20161216221025j:plain

/ オ ー ネ ス ト  \

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16弾前夜の徒然草

いよいよ、16弾とスターターが同時発売される段になったわけですが。

私はとある事情からウィクロスから離れていたもので、アンテナが少し鈍っています。

界隈ではイノセント・ディフェンスが強いかどうかなどで軽く揉めているようで。

私なんかは初見で「そんなに強くなくね」などと思ってしまったのですが、

水天を「そんなに強いか?」で2200円で買えたのを見送った人間なので、

自分の感覚はもはやアテにならないんですね。

大体、私が「高額はたいてまで絶対手に入れたいカードか?」

と思ったカードに限って爆上がりするので、

イノセント・ディフェンスは買いですよ、皆さん。

イノセント使って結果残して手のひら返してやりましょうね。

初動で5000円とかいうショップもあって、ウィクロスって遊戯なんかよりも

よっぽど高いカードゲームだよなあと、もにょっている節がなくもないですが。

 

基本的に最終ルリグの外見とシグニのモチーフ、戦い方が全て一定以上のラインの好み

に達していないとデッキを組むことがないんですが、

ロストレージ組はなんだかどれもこれも惜しいラインで、

未だにコインとかナニソレオイシイノ状態。

新しいシステムに積極的に触れて行かないのって、

カードゲームを続けるうえでこういうのってあんまりよくないんですけどね。

デュエマで超次元が出てきたころをプレイしていた人なら

言わんとしていることが分かりやすいと思うんですけど、

超次元が受け付けないとか肌に合わないとか言うなら、

じゃあやめれば? ってなるような状態ですね。

そもそも、人間にとってあらゆる存在は長いこと触れて行かないと

馴染むも好きになるもへったくれもないものなので、

いかにリルがまだ除去性能に不安があろうと、

メルのパーツが高かろうと、

あやみたいな幼女に興味がなかろうと、

ナナシが劣化ミュウにしか見えなかろうと、

組んで回すしか慣れる方法はないのですな。

 

今回はこれで終わり。オチがないのがオチです。

16弾環境のゲームメイク、皆さん頑張ってくださいね。