幼女の皮をかぶった怪物――幼女戦記、どうなんだコレ
新年2発目の記事は幼女についてです。
もとい、今期放送の「幼女戦記」というアニメについてです。
見た感じ、
といった印象で、
前評判で「きたないストライクウィッチーズ」とか
好き放題に言われ、アニメ放映後は
「きたない終末のイゼッタ」
呼ばわりされているのだとか。
※終末のイゼッタに関しては当ブログでも取り扱いました
読んでくれたら嬉しい。
persona-kaza310.hatenablog.com
コンセプトは「幼女が戦場で悪魔のごとく活躍をおさめる」
といったあたりでしょうか。
設定は近年よく見られるWW2のドイツを舞台とした仮想戦記
といった風合いで、
「きたない終末のイゼッタ」の言葉の通り、
魔法が近代兵器と共に存在し、空中戦と大火力を見せる、
といった様子。
……なんだけど。
幼女いるのかコレ。
それ言っちゃうとコンセプト崩壊するのは分かっているんですが、
なんというか、調和の無さを感じるというか。
怪物性を秘めた幼女というのを売りにしたいんだろうなー
というのは伝わってくるんですが、
あんなあからさまなサイコパス具合でいいんだろうか。
「死ぬと分かっていて部下をわざと放置する」って、
一番やっちゃいけないタイプの行動だと思うんですよ。
部下から造反をくらいかねない
(それとも学習性無気力的に反発心が失せていくのだろうか)。
しかも上もあの人間性を把握していていながら1つの人材として
利用しているわけですよね?
きっと、そこには軍としても多少のデメリットに目をつぶっても
彼女を確保しておきたい理由がなにかあるのだろう、と思いながら
今のところは見ていますが、果たしてどうだか。
それに、仮に「確保しておくメリット」があったとしても、
なんで死ぬ可能性の高い「最前線」に送っているんだろう。
矛盾を感じる。
とりあえず、3話くらいは見ておこうかと思ってはいます……
近代兵器の出てくる戦場での魔法戦闘の描写には学ぶ部分があるので……